Home » 岩手医科大学の教職員・医療従事者ロールモデル » ロールモデル6:清水 津志 先生(医歯薬総合研究所 アイソトープ研究室)

ロールモデル6:清水 津志 先生(医歯薬総合研究所 アイソトープ研究室)岩手医科大学-研究者支援室設置準備委員会

<清水 津志(しみず つゆき):医歯薬総合研究所 アイソトープ研究室 放射線取扱主任者>

 

プロフィール

・出身地:青森県

・2007年 国立八戸工業高等専門学校物質工学科卒業

・2009年 岩手大学工学部応用化学科卒業

・2011年 岩手大学大学院工学研究科応用化学生命工学専攻を修了、修士(工学)を取得

・2011年 岩手医科大学医歯薬総合研究所アイソトープ研究室に入職

・2018年 同研究室放射線取扱主任者(アイソトープ研究室HP

 

受賞歴

・平成22年度 化学系学協会東北大会 優秀ポスター賞受賞「低温マトリックス中における亜硝酸メチル−塩化水素錯体の振動スペクトル」

 

Q1 現在の業務内容を教えて下さい。

 放射線に関する人、物、施設の管理が主な業務です。具体的には、利用者に対する講習や定期的な汚染の検査、施設周辺の放射線の量の測定などを行っています。

 

Q2 どんな幼少時代を過ごされましたか?

 住宅地から離れた山の中に家があったため、小さい頃は家でファミコンをしていることが多かったと思います。小学校高学年の頃から走ることに目覚め、中学でも陸上部員としてランニングに精を出しました。高専に進学してからは、ベースを始め、学祭やライブハウスで演奏していました。

 

Q3 理系に進もうと思った切っ掛けを教えて下さい。

 単純に文系科目よりも理系科目の方がおもしろく、得意だったからです。それから、個人的なイメージですが、文系よりも理系の方が、学んだことが仕事や生活に直結し、役に立ちそうに思ったからです。

 

Q4 どんな大学生活を送っていましたか?また、大学院進学を決意した理由を教えて下さい。

 大学では、部活・サークルは加入せず、バイトに精を出していました。空いた時間は、友人とゲームをして過ごすことが多かったように思います。大学院へ行ったのは、やりたいことが見つからず、進路に迷っていた時に、卒研担当の教員の方から声をかけてもらったことが一番の理由です。

 

Q5 社会人になって、「やっておいてよかった」「やっておけばよかった」、あるいは「これにチャレンジしてみたい」ということはありますか?

 体が何よりも資本なので、体力作りは常に必要と感じています。盛岡でフルマラソンの大会が開催されるようになったので、来年は挑戦したいです。また、有志の先生方と一緒にあっぴリレーマラソンにも参加したいと思います。


  (2016年 あっぴリレーマラソン)

 

Q6 二人の男の子のお父さんとのことですが、どのように子育てに関わっていらっしゃいますか?岩手医大で仕事をしながら楽しく子育てできる秘訣などがあったら教えて下さい。

 子どもたちが早起きなので、それに合わせて5時頃起床。妻もフルタイムで働いているので、ご飯の準備等の家事や子どもの相手は手が空いた方がしています。寝かしつけは私の方が上手く、いつも子供とくっついて寝ています。それから、楽しく子育てできる秘訣と呼べるようなものがあるとすれば、職場の方と十分コミュニケーションを取ることかと思います。子どもの突然の体調不良等どうしても仕事を休まなければならないことが度々あります。職場の理解が得られ、仕事の不安がなくなれば、それが子育てにも反映され、楽しく過ごせると思います。



Q7 理系を目指す小・中・高校生にアドバイスをお願いします。
  •  理系といっても幅広いわけですが、何をするにしても基礎的な部分は広く要求されるので、学校の勉強は科目問わずにしっかりやるべきです。
  •  また、作文能力は一見文系に求められる能力に思うかもしれませんが、理系であってもこれは非常に重要です。夏休み・冬休みの宿題で読書感想文はあるでしょうか?自分の考えを的確にわかりやすく伝える練習として、こういったことは重要だと今になって思っています。
 

Q8 最後に一言
  •  ワンオペ育児はかなり大変です。夫婦両方が家事や育児をするのが当然であり、適材適所で得意な方が得意なことをやり、苦手はフォローしあえるのが理想だと思います。また、完璧を求めすぎると、疲弊してしまいます。状況に応じて手を抜き、心身を休ませることも大切だと感じます。
 

コメントフォーム

CAPTCHA


Copyright(c) 2019 岩手医科大学-研究者支援室設置準備委員会 All Rights Reserved.