山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた(山中伸弥・緑慎也 著/講談社)
山中伸弥先生は、人工多能性幹細胞 (iPS細胞:induced pluripotent stem cells)を作製され、2012年にノーベル生理学医学賞を受賞されました。本書はタイトルの通り、山中先生の自伝とiPS細胞に関する内容になっています。私たちがニュースで知る山中先生の「陽」の部分だけではなく、研修医時代にジャマナカと呼ばれた話や研究でのアメリカ留学後にうつ状態になった「陰」(と言っていいのか分かりませんが)の部分についても書かれています。科学に馴染みのない方にも分かりやすく書かれており、読みやすく面白い本だと思います。岩手医科大学の図書館にも配架されていますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
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